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濃淡書第1号 /2017年1月

 日本生まれ、日本育ちのスイス国民宣教師二世として、2002年の帰化を経て、一筋に、日本の幸のために30年以上にわたり、牧師としての使命を忘れることなく、福祉や教育分野において全力を投資してきたが、日本国籍者となってからは、アメリカに対する厳しい目線のために著しい弾圧を受け、公衆の面前での違法逮捕と何ヶ月もの接見禁止に苦しめられ、さらに、裁判の判決も無いなか、この安倍麻生谷垣内閣の告知により、雪降る2014年の真冬に、暖房も一切なく且つ刑期8年以上の初犯重罪者を収容する千葉刑務所に投獄され、肺炎や凍死の影が忍び寄る日々を強いられた。さらに、執行猶予付有罪判決までをも受け、釈放されたわけだが、信頼に基づく評判、実績と経済基盤は悉く破壊されてしまった。そして「務所上がり」の汚名を雪ぐためにも司法の進みをとったが、三審において司法の腐敗を目の当たりにすることとなり、三権分立が全く機能していないことまでもが判明し、その後、全ての手段でこの人権問題をアムネスティ・インターナショナル、国連、外国人記者クラブ、各政党、小池現都知事、岡田克也、長妻昭、石原伸晃、石破茂などの特定議員、また、官邸をはじめとするあらゆる政府機関と日本国メディアに訴えたが、これらの者全員によってこの人権問題が完全に無視され、とうとう、亡命することすらできなかったため、これは、日本国における居場所を邪悪に奪い取られてしまった断崖絶壁からの訴えである。

 

 解決が一切無く、いかなる機関も完全沈黙を続けるなか、本年1月2日、最終手段をとった。天皇陛下が日本国民の象徴ばかりでなく、わが国の「国民統合の象徴」でもおられることにより、国民の一体性に不可欠な共通意識と共通価値観である人権に関する問題を扱い得る方でおられることを認識し、この人権問題が戦後史上初の桁の大問題であるゆえ、張本人である私平元(ヘイゲン)巌及び娘平元百合子は、自身に対する極悪の誹謗中傷と迫害の事実を含め、この実態を 天皇陛下に直訴することを決心し、本文書「求 む逃避地」(紙面版)をもって、皇居にて宮内庁幹部らと面会した。

求む逃避地

安倍内閣の人権問題

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