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 発覚したこの人権問題によって、2012年12月から続く第二次安倍政権の実態が露わとなったばかりでなく、時期からも同政権と全面的に重なっているため、及びこの間の政治が日本国家に激しい変化をもたらしたため、下記のとおり、まずその情勢を振り返る。

第一 2013年からの情勢とその裏

   

 2012年8月のアーミテージ(1)・レポートをとおして、アメリカ政府はわが国を再び戦争の道へと引き始めた。これは、軍国主義者を父親にもつ娘を母親にもつという意外な共通点を有するばかりでなく、常に脚光を浴びたがる、まさに「日光族」の3人組(3)である麻生太郎、安倍晋三、谷垣禎一が、アメリカにとり実に操り易い存在であること、及び同時に国内で大物政治家と解釈されている等、戦争流れの条件が最も揃ったと考えたためのことである。そして、谷垣は2009年に自民党が野党となった頃に人として大きく変わり、やがてこの人権問題に著しく関与することとなる。また、1951年9月8日のサンフランシスコ講和条約締結(4)の同日午後に全世界及び日本国民の背後でサンフランシスコ市のある下士官用クラブハウスにて、総理大臣としてではなく、なんと一個人として、同講和条約と日本国憲法に反して、それも恐らく半ば酒に酔った状態で、あの日米安全保障条約に密かに署名したあの吉田茂、さらにその半ば正気でなかった(※1)際の同署名行為によって彼がわが国の主権を放り投げたにも拘わらず後に「条約は一片の紙切れ」と傲慢に(7)発言し、開き直っていたその吉田茂の孫である麻生(8)もまた、2013年の夏に、憲法の突然解体を意味する「ナチス発言」で世間を揺るがせた。これにより、吉田・麻生家は戦後史上最大の恥家(はじけ)となった。また、安倍はというと、昔から知られる独裁者らのやり方である、メディアの去勢(2)、及び、国民の批判をテロリズムとする等、本文書の書き手をも実際に暴力犯扱いし、その活動を破壊するなど、より悪質な行動をとるようになった。

(※1 講話条約の署名(5)と安保条約の署名(6)を比較すると、安保条約のサインでは

「吉田」の最も特徴的な「Y」の字すら書けていないことが分かる)

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 「憲法の番人は最高裁だ」という綺麗事に過ぎない文句と言い訳をもって、安倍はやはり、戦争法案(「安保法制」以下同様)が著しく違憲であるとの元最高裁長官山口繁氏(9)の明確で厳しい批判を冷淡に無視したばかりでなく、2007年に外務大臣であった麻生が国民の背後でアメリカ政府と結んだクソミア協定(軍事情報包括保護協定・GSOMIA)に基づく秘密法案、及び、国民を家畜のように戦場に駆り立てることを正当化する戦争法案に対する多くの学者と国民による断固たる反対(10)を悉く踏みつけた。

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 さらに、当時、安保闘争としての学生運動にアメリカの指図で裏切り者が忍び込み運動を中から破壊したこと同様に、今回、安倍が、歴史認識もなく、国家的大危機を己の恥知らずアピール場としたシールズ(11)とその哀れな解散(12)をとおして国民の真剣な訴えを窒息させ、計画的なデマゴギーを働いたことは、揺るぎない史実となった。

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 しかし、安倍晋三の国民軽蔑は、決して戦国武将らやローマ帝国のカイザル憧れによるものではなく、明らかに、あの朝鮮人であったムン・ソンミョン(文 鮮明)(13)に受け継いだものである。そして、もと茶商人であったムンは、やがて武器売買者となり、さらに「統一教会」(ムン死後は「世界平和統一家庭連合」に改称)を設立し、とりわけ西洋にて家族から若者を次々に拉致し、その財産をも奪取し、洗脳によって組織を拡大させたばかりでなく、赦されざることに、ムンや同組織は、ムンが25歳の時から世界の救世主として天地の支配者となった、との偽りを吐き出し続けた。

 この底のない冒涜を続けたムンの真の狙いは、キリストの道を破壊することであり、偽牧師として知られていた彼が率いるカルト組織統一教会の実態から、ムンは西洋では数多くの社会問題を起こしている者として知られていた。実際、本文書の書き手も西洋での活動中に、そのような被害者のケースを直接引き受け、全力で助けを与え、事件解決に尽力した。しかし、この組織が様々な犯罪に関与していたにも拘らず、ムンは第二次大戦後、アメリカの指図によって1964年にわが国でも統一教会を設立したばかりでなく、同指図によって堂々とわが国の政治にも突入することができ、1968年に国際勝共連合という政治団体を設立し、なんとそれは、この自民党の最大支持母体となっている。

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 同じく戦後、国民を裏切り自らGHQに屈したためにA級戦犯でありながら処罰されなかった安倍の祖父と言われる岸信介(14)は、わが国における統一教会の最初の拠点として自宅を提供するほど、ムンとの親密な関係を持ち、さらに、主にアメリカの資金で活動する「右翼」組織をも設立した。また、同じくA級戦犯であった笹川良一(15)も日本を代表する人物の一人としてこのカルトに受け入れられ、勝共連合の名誉会長に就任するなどした。そして、同じく元A級戦犯であり戦後、闇の権力者としてわが国の純粋な民主主義の芽を踏みつけた児玉誉士夫(16)も、戦後のこの三大戦犯の一人であり、これらのムン関連やその連携等は今日までタブー視されている。さらに、朝鮮人ムンは、平和の旗を高らかに掲げながら、無差別に人々の死と苦しみを招く戦争をとおして、己の武器商売で莫大な利益を得ようとし、実際に1981年に第三次世界大戦が勃発するために様々な企てを実行していった、甚だしい偽善男であった。

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 すでに2012年12月に我々が打ち出したように、安倍晋三は統一教会内で「プリンス」(王子)として知られ、この事実に関して完全検閲を行っている。そして、この数年をとおして顕著となったように、安倍はムン代表やアメリカの背後からの指図とその中身を、飲み干した。それゆえ安倍は影響力の拡大に成功し、ムン同様に空虚な平和強調という最大のカムフラージュをもって、武器製造や武力行使と戦争を可能とするための戦争法案を強行採決し、さらに、陛下暗殺の史実に関連付けて自民党の改憲草案が国民に対する八つ当たり草案であること、宗教組織や軍国主義者による政権運営を可能とする内容を秘めていること、陛下悪用を正当化する内容を含むこと等を摘示した昨年11月8日公開のホームページ「言葉なる刃 その1」(しばらくは直接URL「https://kotobanaruha-sono1.wixsite.com/joui-to-muhonを要する)から明らかであるように、天皇陛下までをも悪用するカルティストとなってしまった。

 

 我々が公開した同ホームページに明記されたタブー視される史実を含む厳しい指摘の影響も少なくなく、本年1月に予定されていた衆議院選挙、及び、その同日に強引に実施しようと目論んでいた八つ当たり兼人権削除改憲草案の国民投票が「無理だ」となったほど、早くも安倍はその「独裁者キャリア」の最初の敗北を痛感しなければならない現状となった(17)。

 実に、谷垣は無言で消え、麻生は隠れ続け、…この三デマゴーグ暴君政権の終焉日が刻一刻と迫っている。

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